外反母趾や巻き爪、ハンマートゥ、ウオノメ・・・よく耳にする足の悩み・・・現代女性の約70~80%は、足に何らかのトラブルを抱えていると言われています。
実際、デザイン優先で足幅に合わない靴やヒールの高い靴を長時間履いていたり、そんな靴でずっと立ち仕事をしていたり・・・。
全体重を支えている足なのに、軽く見られがちな足のトラブル。最終的には骨を削るなどの大手術をしなければならなくなってしまうことも・・・。
そこで、様々なトラブルを回避するためにも、足のトラブル初期症状をチェックしましょう。
皮膚表面の角質層部分が、持続的な圧迫、摩擦等の刺激により厚くなった状態です。(皮膚表面の部分的角質増殖)
タコと同じ部分的角質増殖ですが、表面から内部に向かって角質が厚くなり、硬い芯のような形状が出来ると圧迫時に痛みを感じます。
横のアーチが低下して母趾(親指)の中足骨が内側に開き、更に母趾(親指)の中足趾節関節が第2趾(ひとさし指)側に曲がって母趾の付ね部分が痛む前足部の変形
靴による圧迫が主な原因で、第五中足骨頭が外側に突出し第5趾(小指)は内反する。第5MTP関節周囲に痛みを感じ、第五中足骨頭外側にタコやウオノメができやすい。横アーチの低下に伴い外反母趾と合わせた発症もある。
内側の縦アーチが低下した状態で、極端な場合はアーチの形成が見られないこともあります。荷重を和らげるクッションとしてのアーチがない為、長時間立ったり歩いたりすると疲れやすかったり、足裏の筋肉が痛くなったりします。
へんぺい足の逆で縦のアーチが高すぎる状態です。接地面積が少ないので疲れやすく、甲高のために靴にあたりやすいと言う不具合があるようです。また、足裏の筋肉が収縮してつりやすかったり、足関節の動きが固いということもあります。
5本の中足骨で形成されている横のアーチが低下した状態で、進行すると逆に船底のように反ってしまうこともあります。横のアーチを維持する筋肉や靭帯が弱くなって緩み、スプリングの役目が無くなります。このため衝撃を受けやすく多くのトラブル(外反母趾・ハンマートゥ・タコ、ウオノメ等)を引き起こす原因となります。
正常な横のアーチ
開張足
第二~四中足骨骨開が低下してアーチが平らになる
さらに進行すると甲が逆に船底のように反ってしまう
これらの足型は外反母趾、内反小趾、ハンマートゥなどの前段階と言われています。状態が進行しないよう予防対策が必要です。
足指の関節がハンマーのように曲がってしまう状態です。横アーチの低下やへんぺい足、ハイアーチから起こり、足指が跳ね上がった状態で靴を履き、上と横からの圧迫で関節が曲がりそのまま伸びなくなってしまいます。
爪の側面が皮膚に食い込んで進行すると痛みや炎症、化膿を引き起こす爪の変形(陥入爪)。形状が巻貝のように丸まってくることから一般に巻き爪と呼ばれています。主に足の親指爪、第2指に多いトラブルですが、すべての足爪におよぶこともあります。
皮膚表面の角質層部分が、持続的な圧迫、摩擦等の刺激により厚くなった状態です。(皮膚表面の部分的角質増殖) 踵は全体重を支え常に荷重のかかる部分ですから、多少硬くても問題はありません。また、角質は皮膚を守る大事な部分なので無理に取るものでもありません。 毎日のようにスムーザーでこすったりしないで保湿を心がけましょう。
間違った手入れで激しいひび割れが・・・歩くと痛くて辛い。自分ではどうして良いかわからない
一度の手入れでもこんなに違う・・・傷はまだありますが、見違える柔らかさで痛みも解消