間違った爪切り、間違った手入れの結果、爪が小さく丸まってしまった例です。
女性:37歳
★このデータの公開はご本人様のご了解をいただいております。
本人主訴:10年前に左拇趾爪をロッカーにぶつけて損傷。黒化して剥がれた後生えてきた爪が変形する。自分で削りながら過ごしていたが、10年間変化がなく三角の小さな爪となる。見た目が悪いので綺麗な形の爪に戻ることを希望しています。
①初回-1 2021.4.5
①初回-1 三角形の爪半分は剥離しています。爪根部を丁寧にクリーニングして爪の潜り込みを予防します。剥がれている部分はカットして爪の育成を促します。
①初回-2
①初回-2 爪の巻き込みを防ぐためシリコンプレートXSを装着してテーピング行います。盛り上がった爪先肉を押さえるようにしてテープを巻きます。このテーピングは自宅で毎日行うので皮膚の負担を軽くするため、軽い粘着のテープがおすすめです。貼り方を覚えていただき自分で貼り替えます。
②約3ヶ月後-1 2021-7.10
②約3ヶ月後-1 爪の横幅が広がってきました。爪に段差が少しあるのでこれを整え、爪根部のクリーニングをします。爪根部から綺麗な爪が見えてきました。
②約3ヶ月後-2
②約3ヶ月後-2 爪先肉の盛り上がりをテープで押さえ、爪の食い込みを予防します。自宅で毎日自分で貼りかえてもらいます。爪の巻き込みを予防するため爪根部にシリコンプレートを付けます。
③約7ヶ月後 2021.10.30
③約7ヶ月後 爪の横幅が整って伸びてきました。拇趾の大きさに合ったサイズの爪が出来て踏み込みが安定しています。爪回りのクリーニングと爪形を整えるお手入れをしています。自宅での爪先テーピングはもう少し継続します。
④約16ヶ月後 2022.8.6
④約16ヶ月月後 拇趾の大きさに合ったサイズの爪となり安定しています。爪先の盛り上がりも爪で押さえられようになったのでプレートケア及びテーピングは終了。
⑤約21ヶ月後 2023.1.13
お手入れ終了後から5か月経った状態。爪根部の変形も無くなり綺麗に爪が伸びています。爪のカットに注意して拇趾の大きさに合った爪を維持して頂きたい思います。