足骨格、足底アーチの保護と強化

足骨格、足底アーチの保護と強化

外反母趾、内反小趾を予防する

足の親指が小指側に向かって曲がっていく【外反母趾】
足の小指が親指側に向かって曲がっていく【内反小趾】

この変形は、開張足といって、足指骨で構成される横アーチの崩れからはじまります。どちらかの変形が強い人もいれば、両方曲がってしまう人もいます。
先天的な原因としては筋や靭帯の遺伝的不全が多く、後天的原因としては足に合わない靴、ハイヒール、柔らかい靴底、運動不足、肥満だどがあげられます。
変形時期は成長期、思春期あたりに始まり、年齢と共に進行して歩くことへの影響が強くなっていきます。
原因として最も多いものが、足に合わない靴を無理に履いている事。そして歩き方の悪さです。

・いつも靴を脱ぐと親指付け根横あたりが赤くなっていませんか?
・土踏まずの横上あたりが痛くなりませんか?
・靴の中で足指が圧迫されていませんか?
・ズルズル引きずり歩きしていませんか?

もともとの要素もありますが、合わない靴や歩き方の悪さなどで変化していった結果です。自分で作った足の形でもあり、改善を目指すならきっぱりとした気持ちが大切です。オシャレのために痛いのも我慢して履き続ける合わないデザインの靴は、自分の将来にとってダメなものなんだということを理解しましょう。将来に関わることです。物より自分の足を大切にしましょう。
また、外反母趾に進行する一番重要な時期は思春期であると言われていますので、お子様の成長期~思春期には履物と歩き方に注意して予防をしましょう。

◆ステップ1

自分の足の形を考える、そしてベースとなる靴の形を知りましょう。

最近は母趾(親指)と第2趾部分寄りが高いオブリーク型の靴も出ています。こちらはエジプト型、ギリシャ型ともにお勧めできます。

自分の足先型をよく見て、合っている靴先型の靴を選びましょう。

◆ステップ2

●正しい歩き方をする。(ウォーキングの基本は歩数ではありません。まず歩き方です。)
●カカトから着地すること。カカトから着地することで、ふくらはぎ、太もも裏、ヒップと大きくて強い筋肉を動かします。
●カカトから足先に体重移動します。
●足指、特に親指の蹴り出しを感じながら、力強く前に進みます。
ふくらはぎ、太もも、ヒップの脚後ろ側筋肉と、足底筋肉を使ってしっかり歩く事で、脚と足の強化が出来ます。
ゆっくりでも構いません。まずは正しい歩き方をつかみましょう。その後、歩数とスピードUPをはかっていきましょう。

◆ステップ3

ストレッチとトレーニング
●足指のグーパー運動をして筋と靭帯をストレッチしましょう。(無理せずゆっくり)
●足指で鉛筆などを持ち、さらに持ち上げてみましょう。
●タオルを足指でたぐりよせてみましょう。(座って膝をたてて行います。)

●壁などに両手をつき片足を後ろに深く引いてアキレス腱を伸ばしましょう。カカトが浮き上がらないようにして、アキレス腱とふくらはぎをよく伸ばしましょう。

◆ステップ4

予防と保護
必要に応じて足指の間に趾間セパレーター、圧迫部分にプロテクター、靴にはアーチを保護するインソールを入れましょう。

●外反母趾で飛び出た部分をカバーするプロテクター

Poiymer-Gel(ドイツ製)バニオンパッド

 

●内反小趾の小指横を保護するプロテクター

Poiymer-Gel(ドイツ製)バニオンパッド

 

●外反母趾の趾曲がりをカバーする趾間セパレーター

Poiymer-Gel(ドイツ製)トゥセパレーター

 

●足形に合わせて加工されたインソール

医療現場の技術から生まれたトラブル別インソール

インソールPRO(外反母趾対策)

◆ステップ5

自分の足にあった履物を選びましょう。足長、足幅、甲の高さ、厚み、足指の形に合う靴を選びましょう。
足の縦、横アーチ保護機能のある物、甲の部分は深めに覆う形のもの、幅の調整が可能でカカトが深い形がおすすめです。
足の補正機能も重要なので、素材はやや硬めが良く、柔らかすぎなものはお勧めできません。
骨格に無理をさせないために、ヒールの高さは4cmまでがベストです。

靴下の厚みにより靴中の隙間は変化しますから、靴ひもやベルトは毎回きちんと締めなおして、ゆるみが無いように履きましょう。

簡単に履けるようにとブカブカな紐締めでは、靴の機能が低下します。面倒がらずに正しく履いてください。

 

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